冴えないモブの芝き方

全人類の脳がヴァイスシュヴァルツに染まりますように。

【WSデッキ紹介】扉電源プリズマ☆イリヤ

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ワンオブザベストえっちカード。

 

どうも、ブログ更新サボり魔ことHImagineです。

気づいたらかれこれ1ヶ月間も更新をおサボりしていましたが、これはヴァンガードのデッキ更新に忙しかったからなので今日もぼくは元気に過ごしています。

あちらの新弾発売があったのはもちろんのこと、そもそもヴァイスシュヴァルツの新規参戦タイトルが軒並み興味のない物ばかりで、これは組まないと! というような気分にならなかったのも一因ではあります。

あと、今は大会がなさすぎて競技的な話をしようにも想像で語るしかなく、大会がないのに真面目な記事を書いてもしょうがないよなーと思ってもいました。

そんなわけでダラダラと日々を過ごしていたわけなのですが、約2週間前にプリズマイリヤの新弾が出ましたね(なんなら昨日SAOの新弾が出ている)。

周りのプレイヤー各位はこのタイトルが好きな人が多く、こぞってカードを買いに行っていたのですが、いかんせん小学生女子が主人公のロリコンホイホイタイトルで、ぼくのような一般性癖を持つ人間にとってはあまり食指が動きませんでした。

しかし、適当にリストを眺めていたところ……発見してしまったのが上述の「薄すぎる防御ルヴィア」になります。

 

つまり、

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◆デッキレシピ

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タイトル通り扉電源。

初期の構想段階では「クロの陣営クロエ」の連動を決めるために8電源にしていたのですが、様々な理由から「こいつを使うならそもそも宝石なんかで使う必要ねえだろ!!」となってしまったので全部抜けました()

コンセプトは「レベル1キャラでの面取り」で、レベル1以降のパワーを全面8000以上にすることでキャラを踏めなくしてアド差を広げていきます。

やってることはゴブリンスレイヤーに近い……というか全体のカードスペックだけ見たらおおよそ劣化ですが、このプールにしかない「なんか妙に強い」カード群を味方にすると案外勝てるのが不思議なところ。

プリヤがロリコンのためのタイトルでは無いところを、ぜひ見ていただければ幸いです。

 

 

◆採用カード解説

レベル0 12枚

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「定められた結末ゴブリンスレイヤー」。

まさか完全互換が出るとは思わなかったので公開を見た時はちびりかけました。

最近は環境に霞互換が溢れているので、正面移動がプールにあるだけで嬉しいですね。

レベル0は可能なら3ターンくらいやらせてほしいので4枚採用。

 

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控え暁。

新弾の新規特徴であるファンタズムだけでなく、ついでに宝石も拾えるので山削りがだいぶ快適になりました。

このカードを圧殺しながら「人の恋路ルヴィア」を出すことで山が9枚の状態から擬似リフすることが出来ますが、手札のディスアドが半端ないのでできればやりたくないですね(でも仕方ないからやる)

このカードのテキストを喋った数だけ1リフが近づくので4投。

 

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このデッキ唯一の非宝石特徴。

といっても実用的なレベル0が極端に乏しいこのプールにおいて、先上がりを補助しながら1アドを稼げる存在を入れない訳にはいきませんでした。

ちなみにですが、盤面が空いているからと言って適当にこのカードを出すと「時計塔の主席候補凛」や「真夏のビーチルヴィア」のパワーが下がるので気をつけましょう。

ゲーム中に1度はテキストを使いたいので最大枚数の採用。

そもそもレベル0が少なすぎるので、4枚入れないとレベル0が引けないという事態になりかねません。

 

レベル1 12枚

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メインアタッカーその1。

デメリットがかなり重いですが、それを差し引いてもノーコストで単体6500出るスペックは上々と言えます。

ここに集中の500応援と「チャージ準備凛」の1000パンプがかかるだけで簡単に8000ラインを作れるので、一般的なタイトルのレベル1連動ではまず上から踏めない盤面になりますね。

後述の1/1/7500クロアンと枠を共有しているので3枚の採用。

 

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メインアタッカーその2。

パワーパンプ条件がガウルなので「悪戯っ子クロエ」がいると若干パワーが落ちるのが難点ですが、盤面制圧ができるまでは慢性的な手札不足に悩まされるこのデッキにおいては、手札アンコールよりクロックアンコールの方がありがたいことが多いです。

手出しするのは先述の「真夏のビーチ凛」が優先されますが、レベル0で電源を捲った際の上振れ要素としてや、電源対面同士の盤面の叩き合いになった際のアタッカーとしてはこちらに軍配が上がります。

上述した理由によりこちらも3枚採用です。

 

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幸の劣化

こいつのために経験3をレベル1で何としても出す必要があるのが非常にストレスです。

しかし宝石特徴唯一の集中であり、しかも単レストで純応援まで持っているのですから採用しないわけにはいきません。

基本的に着地後は毎ターン捻って山を削ることになりますが、後列に2面することはまずなくレベル1までに引けばいいことから3枚のみの採用としています。

ちなみに経験の効果は純応援なので「悪戯っ子クロエ」にも乗りますが、集中で「悪戯っ子クロエ」は拾えないので注意です。

 

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美琴拳の亜種。

1コストかかる代わりに最低値が2000拳に設定されており、レベル2以降は2500〜3000拳になるので助太刀として単体で十分な仕事をする比較的強いカードです。

そもそも宝石特徴の助太刀はこれと「薄すぎる防御ルヴィア」しかなく、あちらがかなり使いづらいことを踏まえると採用せざるを得ません。

レベル1以降は基本的に1枚抱えておきたいので2枚採用。

 

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比例応援。

ややコストが重めですが、レベル1からヒールができます。

積極的に立てるカードではありませんが、レベル0で捲った電源で出したり盤面制圧後の余裕ができたタイミングで立てるとかなり強いです。

基本的にはエリア1000パンプを優先して登場させるのでこちらは1枚のみ。

 

レベル2 8枚

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擬似リフしながら電子ヒールを出す化け物。

このタイトルにおいてデッキを宝石特徴でまとめる意味になりうるカードですね。

リターンが大きい分ハンド消費自体は重く、手札コストもキャラに限定されているので抱えてしまったCXを処理できないなどの難点もありますが、リフレッシュポイント回避と「真夏のビーチルヴィア」によるヒールで実質2点ヒールが可能と考えるとその強力さが伝わると思います。

現在は4枚フル投入されていますが、ゲーム中に2回使えればいいのでそんなに積まなくても良さそうと思いつつある枠です。

 

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エリア1000パンプと強化版新婚テキスト。

レベル1で電源を貼り、こちらを後列に着地させるのがメインコンセプトです。

下のテキストも上昇値が大きく、電源対面の面の取り合いではかなり役立つため覚えておきましょう。

レベル1までに確実に控えに落としておきたいですが、多面することはまずありえないため2枚採用としています。

 

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2/2/11000です(迫真)

パワー上昇が経験4なのでレベル1時点では単なるパワー8500に過ぎないという弱点はありますが、逆に言うと経験さえ満たせば盤面に依存せず一定のパワーを出せる利点でもあります。

レベル1で貼る電源では「チャージ準備凛」を出すことから、基本的に捲った電源で出す生き物と割り切っているので枚数は少なめの2枚採用です。

出る試合こそ少ないですが、その反面出た試合はかなり手札管理が楽になります。

 

レベル3 10枚

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電子ヒール。

「人の恋路ルヴィア」からの早出しはもちろん強力ですが、そもそも面取りがコンセプトなので最大11500というパワー自体が強みとなります。

サイズがデカいので強いカードです(意味深)

宝石特徴のヒールはこれしかないので当然4積み。

他のヒールの投入も検討しましたが、常在できるヒールの「宝石魔術の奇跡凛」もいるのでこれ以上は不要かなと判断しています。

 

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扉連動。

と言っても山を崩す手段のないこのタイトルで4点バーンはまず通せないので、登場時の2ドロー1ディスカードが目当ての採用です。

これにより後述の防御札を引き込みやすいのが利点ですね。

ちなみに扉連動を喋るとパワーが14500まで上がるので、どうしても踏みたいキャラがいる時に無理矢理喋ることもなくはないです。

多面するようなカードでは無いですが、経験要因にすることも考慮し2枚の採用。

 

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「盤面を固める」という行動に意味を持たせることができた新規イベント。

このカード自体がレベル3なので経験要因になることからタイトル的に相性が良く、このカード自身で色発生を行うことで打つことができるようになります。

この宝石特徴というプールは面取り性能こそ高かったものの、いかんせんその後の行動が弱くそのままダメージを押し込まれて負けることがザラでしたが、このイベントによって確実に1ターン延命が可能です。

ぶっちゃけ、このデッキはこのカードのための残り46枚で構成されていると言っても過言ではありません。

ゲーム中に打てる回数は1度が限界ですが、レベル置場に置きつつ手札に抱える必要があるので4枚フルに採用しています。

 

 

◆回し方

マリガンではレベル0と電源以外全部切ります。

ただし「先輩魔術師凛」と「挑戦者求む」を両方初手で引けている場合はキープして、イベントをクロックに叩きましょう。

 

レベル0は適当に相手のキャラを割っていきつつ、電源とレベル1のアタッカー及び集中を揃えていきます。

「悪戯っ子クロエ」でのサーチ優先度は、集中>「真夏のビーチ凛」>控え暁という感じで考えると良いでしょう。

この時点でハンドに余裕があっても、後半になるにつれてハンドを消費する行動が多くなるため、調子に乗ってパンチ数を増やすのはやめた方が吉です。

 

レベル1では「真夏のビーチ凛」や1/1クロアンを並べつつ、電源で「チャージ準備凛」を釣り出して面を取りに行きます。

全ての面をパワー8000以上にできれば、相殺を多く採用しているデッキでもない限りは1〜2面は返ってくるはずです。

 

レベル2以降は擬似リフが解禁されます。

控え暁を複数回喋れていないと1リフに入るのが難しいデッキなので、擬似リフでしっかりと山を返す方が大事です。

きちんと盤面を取ってリソースを確保しつつ対面の手札を枯らし、最後に「挑戦者求む」を打つことで詰めを潰してこちらの打点を押し込むのが理想となります。

こちらには相手の山札を崩す手段がないので、とにかく面を取ることによって圧縮率を削いでいきましょう。

 

 

◆不採用カード

そもそも選択肢が多いプールではありませんが一応紹介しておきます。


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起動収録中。

普通の収録中が宝石特徴を持っていないという致命的な欠陥を抱えているため、手札のCXを損なく処理するための手段としては一考に値します。

ただしこのカードを常駐させておく枠が存在しないのが難点です。

 

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こちらも手札のCXを処理できるカード。

ですがタイミングが弱く、登場時であれば確実に採用していただけに惜しいです。

 

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新弾の8電源の詰め。

カードスペックは見た目通り高いのですが、そもそもこのタイトルで8電源をするなら「祭りの準備イリヤ&クロ」や「銀色に沈む街クロ」を活用できる魔法・武器に特徴を寄せた方が明らかに強いので結果として抜けました。

ちなみに、このカードを抜いたことによって経験要求が6から4に下がりました()

 

 

◆まとめ

いかがだったでしょうか。

冒頭に書いた通り、このタイトル自体そこまで思い入れもなく「ルヴィアの乳がデカいから」という理由だけで適当に組み始めたのが始まりでしたが、こうしたあまりメジャーではないカテゴリについて考えるのが好きなのもあり、なかなか楽しいデッキに仕上がったとは思います。

大多数の電源デッキの例に漏れず、1周目の山である程度キャンセルしないとそのまま押し込まれやすいという弱点こそありますが、そこそこ強力な擬似リフが存在するため無理に1リフに入る必要もなくストレスは比較的軽めです。

CX連動にもほとんど依存せず動くので、レベル1で電源を貼ることさえできればいいのも引き弱体質には嬉しいポイントでした。

 

あと何より、このデッキは妥協した構築でもないのにめちゃくちゃ安いです。

1番高いのが300円前後の「悪戯っ子クロエ」であり、全カードひっくるめても4000円程度で買えてしまうので「とりあえずなんかデッキ組みたいな」という人には非常にオススメできます。

世の中でよく紹介される、妥協に妥協を重ねたような「格安デッキ」よりよほどマトモかつ勝てますのでぜひ組んでみてください。

 

それでは今回はこの辺で。

今後はブログ更新をサボってた間にできた構築などをちまちま書いていこうかと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

◆最後に

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自己紹介用のカード見つけました。