冴えないモブの芝き方

全人類の脳がヴァイスシュヴァルツに染まりますように。

【WSデッキ紹介】8門ワールドトリガー

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「ユーマ」と聞くとかっとビングの方が浮かびます。

 

ブログの方ではお久しぶりです、サボりの伝道師HImagineです。

こんなに更新期間が開いたのは1年半ぶりくらいなんですが、ネタとモチベが無いものはどうしようもないのでもう許してください。なんならnoteの有料部分すら書いてないのでもう自分でも嫌気が差してます、本当に申し訳ない。

 

というわけで、今回はホロライブの直後に発売されたワールドトリガーの記事になります。

現在アニメ3期が放映中で、世間では間違いなく人気コンテンツと言えるこのタイトルですが、ヴァイスシュヴァルツにおける評価はあまり高くありません。

ただし、仮にも2021年に生まれたタイトルとしてそれなりのスペックは持っているため、普段話している通話グループである程度固まった構築を元に、自分が現在使用しているデッキを紹介しようと思います。

今から組む価値があるかはぶっちゃけ分かりませんが、自分が好きなタイトルなので布教させてください。

 

ちなみに同じ2021年生まれでも有り得ないくらい弱いタイトルがあったりしますが、ここでは触れないことにします。

 

 

◆デッキレシピ

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タイトル通り8門で、構築ベースは緑青です。

細かい点は採用カード解説に譲りますが、結局このタイトルは「レベル3の遊真までどう繋ぐか」が構築に求められる全てなので、レベル1の連動は最も安定感のある門連動に決まりました。

詰めの性質上、デッキ自体もある程度前のめりにする必要があったため、いっそそれに特化してしまおうというコンセプトです。

レベル0のアタッカーの質が昨今のタイトルと比較してもかなり高く、ダブついたCXを積極的に貼りに行けるだけのリソースがあると判断しての構築になります。

 

 

◆採用カード解説

レベル0 20枚

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文字通り、このデッキの立役者となるカード。

最近のタイトルの傾向としてとにかく自由に手札を捨てられるカードが乏しく、このタイトルもその例に漏れないのですが、このカードのおかげで手札の質をある程度保つことができます。

抱えすぎたCXの処理はもちろんですが、レベル0のキャラであればいつでも拾える性質からレベル0が強いこのタイトルでは特に強みが際立っています。

後半は盤面を圧迫しますが、序盤であれば中学生との併用で擬似的なループを形成したり、圧殺するにしてもアミタリリのレストコストにできたりとあまり困りません。

また地味ですが、上のテキストも朧互換や思い出に行くシステムアタッカーの封殺が可能なので対面によっては重要性が増します。冴えカノへの殺意が高い……。

マジでめちゃくちゃ強いカードなので、ワートリを持っていてまだ使ったことの無い人はぜひ使ってみてください。強いカードは4。

カード名が長すぎるので以降は「立役者」で統一します。

 

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教官+忍者集中。

レベル0のインフレを感じるカード。前列と後列を兼ねられるカードが弱いわけありません。

いつ引いても強いカードなので当然4。ちなみにこれは原作再現で、名前の通り彼が前衛の攻撃手でありながら狙撃手でもあることを示しています。


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現代に蘇った「中学生忍野忍」。

最大パワー4000で殴れるため雑なアタッカーとして使い捨てるだけで強く、特に登場時効果を使い回したい「立役者」との相性は抜群です。

CXとアクターレの特徴パンプを含めれば5500までパワーを出せるので、レベル1でも問題なく前衛を張れます。

ゲームを通して過労死させることで最大出力を発揮出来るカードなので、当然4投です。

 

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オカ研。

これがあるだけでとりあえずレベル0は安心みたいなところがあります。

トップチェックによってCXが落ちるリスクを軽減できたり詰める時の点数を確定できたりと、オカ研として以外の仕事も多いため4枚採用。

レベル1での青色要求に対して躊躇なくレベル置場に放り込めるカードとしての役割もあります。

 

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フカ次郎。

山削りと手札処理を兼ねるカードで、行き2500なのでそこそこ強いですが、このデッキの性質上ノーヒットしてハンデスを食らうことも少なくないためピン採用に留めています。

黄色発生が不要な点も理由の一つです。


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山を削るカード2枚目。

効果で「緊急脱出」を拾える点が強く、また小ネタ程度ですがレベル1の「緊急脱出」と併用することで山を強引に削りまくる動きも取れます。

特徴消しはたまに刺さりますが、基本的には気にしなくて大丈夫です。

山削りの枠としてフカ次郎と枠を分け合った関係でこちらもピン投。

 

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CX交換。

8門とはいえさすがに必要で、かつもう1つの効果もトップチェックができるため、いざという時あると便利なカードです。たくさんあっても意味は無いので1枚のみ。

 

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結構すごいことが書いてある後列。

後述する「平和の防衛忍田真史&沢村響子」との相性が特に良く、適当に1連動を貼るだけで相手の盤面が崩壊したりするので1枚は欲しいカード。

レベル0は常に「立役者」で拾えるので、1枚採用を増やしても立ち回りやすいのはワールドトリガーの利点だと思います。

 

レベル1 7枚

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転スラの枝連動と同等の控え回収連動。

オカ研や中学生の存在でレベル0でのハンドキープがしやすく、手札に高レベルカードが固まってしまっても「立役者」で必要札に還元できることから、連動の前提となる5面展開に困ったことはほとんどありません。

ハイスペックカードのひしめく2021年においては非常に淡白な性能ですが、このタイトルの他の1連動は非常にクセが強いものばかりなので最終的に「丸い」このカードに落ち着きました。

「立役者」が高レベルカードを拾いにくい性質からレベル3を拾うことが特に多く、トリガーによって手札の質を担保できない8門という構成に対しては非常にマッチした連動だと感じています。

連動なので当たり前ですが4枚採用。

 

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特徴パンプ付きのアミタリリ。

使った分だけ詰めと受けが強くなるカードで、できるだけ早期着地して効果を使いたいです。

レベル3遊真で詰めきれなかった際のセカンドプランとして「緊急脱出」による耐久を取った場合、返しにストックがないと耐えた返しに詰めきれませんが、道中にこのカードである程度ストックを積めていれば「成長する隊長三雲修」からの再展開がしやすくなります。

このデッキでは集中で山を削るよりも山のCXを大事にする方が肝心なので、不用意に集中を捻るよりはこのカードのテキストを使った方が将来のためになることが多いです。

後列に複数配置する意味は薄いカードなので、最低限の2枚のみ採用。

 

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身代わり付与のイベント。

青色なのでレベル1連動と色が合い、連動を使いまわせると強いため使えたらいいな程度の1枚採用。

レベル3の方を4投しても良いのですが、ゲームに1度絡むか絡まないかのカードを4枚積むよりはこちらに枠を多少割く方が合理的だと思います。

 

レベル2 5枚

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ジェニスタがガッツンダーゼロツーと合体した代わりにガッツンダーが消えたみたいなカード。ディスペクター的に言うと竜械混成ジェニツー

伝わりにくい例えですが、最大12000の高パワーに加えて思い出送りを内蔵しているスーパーカードです。特にレベル2での早出し多面を常とするシンフォギアやホロライブに対しては抱えておくだけでかなり圧をかけられます。

早出しに対するカウンターのみならず、詰めの場面でも遊真の横で遊真と遜色のないパワーを出せる他、ミラーにおいて遊真の障害となる「的確な防御村上鋼」を思い出送りで処理できるなど後半のあらゆる場面で活躍できます。

早出し自体があまり強力でないのもあって、レベル2が手薄になりやすいのがこのタイトルの難点でしたが、それを見事に埋めてくれたのがこのカードです。

これを採用して以降は、ただでさえ出さなかった早出しヒールをもっと出さなくなってしまったので、これを4枚採用してしまっています。拾って出すより、上ヅモしたのを抱えておいて出す方が奇襲性も高いです。

 

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上位後列。

単純にレベル3の遊真を通しやすくなり、下のテキストも8門なのでそれなりの期待値で喋ることができます。

必要な対面にのみ立てるので1枚採用。

 

レベル3 10枚

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タイトルの顔。

リストを見れば分かる話ですし他でも語り尽くされていますが、このタイトルはレベル1以上にレベル3の選択肢がなく、このカードを使わないならそもそもワートリを使う意味が無いと言っても過言ではありません。

ただし見た目の割に詰め能力はそこそこで、2面連動だと本打点を1度は入れる必要があります。またプール的にカウンターを封じる手段がないので、ホラーやプリシラ拳を有するタイトルには滅法弱いです。

そういう事情もあって、昨今のタイトルのレベル3としては手放しに褒められるスペックでもない気がするのですが、前述の通り他に選択肢もないのでこのカードに全てを賭けるしかありません。まさにヒュース加入前の玉狛第2ですね。

唯一のヒールであり、多面することで真価を発揮するカードなので当然4枚採用。

 

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光景。

CX込でパワー14500なので遊真の横に添えると遊真より高いパワーで殴れます。

プールにあるのに光景を積まないのはさすがに有り得ないので1枚採用。

 

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早出し。

エターナルΩを持っているので、実質1コストかつハンド消費なしで出せるのが強みです。反面、パワーは低いので詰めの場面ではあまり活躍しません。

蘭子バーンはごくたまに使いますが、ストックは可能な限り温存したいデッキなので意味がある場面でのみ打つことを心がけるべきでしょう。

使い回しが可能で、早出し条件の都合上多面もしづらいため採用は1枚のみ。

 

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踏み倒し。

2000パンプのおかげで遊真が16000まで出せるので助太刀を超えやすくなる他、踏み倒しによって「緊急脱出」を打った後でもソウル2を2面展開しやすくなるのが利点。

自身もCX込で12500なので並のキャラなら倒せるのは偉いですね。

ゲーム中に1度使うかどうかなので1枚のみ採用。

 

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ホラー。

セルフバウンスがついた代わりにレベルとコストが1ずつ重くなっています。

コストの都合上どう頑張っても1ゲーム1回しか使えないカードですが、逆に言うとゲームに1回は絡ませたいカードでもあり、また「立役者」で拾えるカードの範囲を広げる役割もあるため3枚採用。

青色が全体的に少ないので、序盤にクロックに流れてしまった場合はレベル置場に置くことも考慮しましょう。

 

 

◆回し方

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マリガンではレベル0と1連動の門だけ残します。

連動キャラについては後から「立役者」で拾える可能性があるので、よほど手札が揃っているのでなければ切ってしまって大丈夫です。

このデッキはヒールも薄く、あまり器用なこともできないのでレベル0からたくさん殴ってダメージレースを優位に進めることを意識しましょう。

幸いオカ研や中学生の存在からレベル0での多パンは難しくないため、余裕があればCXも貼りつつダメージを先行させます。

 

レベル1連動での回収対象は対面を見つつ考えますが、電源対面や早出しが強いタイトルが相手であれば優先的に「平和の防衛忍田真史&沢村響子」を拾って盤面を崩しにかかりましょう。

余裕があればアミタリリやレベル3の遊真を拾って後半の準備を進めます。

レベル2以降はやることが分かりきっているので割愛しますが、相手の盤面を見ながら必要なパーツを必要なだけ集めましょう。

レベル3ではリバース時の1点をできるだけ喋りたいため、レベル2で無理に盤面を取るだけではなくこちらの盤面を空けた上で連動の的を作ることも視野に入れて動く方が良いです。

 

また序盤から意識する点として、不用意に山を削ることはできるだけ控えましょう。

このデッキでは山を削るカードが集中と4ルック2種しかなく、山札の管理があまり得意ではないため山のCXを大事に扱う必要があります。

1周目の山である程度のキャンセルをもらうことができれば、仮に1リフができなくとも試合を捲れる程度のパワーが遊真に存在するので、デッキのアグレッシブさに呑まれることなく落ち着いたプレイを心がけたいものです(自戒)

 

 

◆不採用カード

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強力な霞互換ですが、門連動を喋るために盤面を全て埋める必要があるため後列に空き枠を作れず噛み合いが悪いです。

パンプ効果は強いですが、アタック時なので他のキャラにパワーを振ると自身の低パワーを晒すことになってしまいます。

黄色で他に欲しいカードもなかったので結果的に不採用。

 

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オバスペ純移動。

ワートリでは数少ない先手で強いアタッカーですが、黄色発生が不要である点や先手のアタッカーとして既に集中が存在する点から不採用としました。

霞互換もそうですが、黄色発生を必要とするデッキであればどちらも優先度が上がると思います。


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リバース時3ルック。

貴重なハンドカット手段であり山削り要因ではあるものの、復帰テキストがオカ研と噛み合っていなかったりパワーが低かったりと使いづらい要素の方が多く、フカ次郎という似た役割のカードが他に存在するのもあって青色を加味しても採用候補にすらなりませんでした。

地味ですが「緊急脱出」を拾えないのも結構なマイナスポイントになっています。

 

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扉連動。

対応が扉かつ島風改なので連動効果以外のスペックは良いのですが、肝心の連動効果自体が不安定極まりないため運用に堪えませんでした。

リソースが太いタイトルではなく、基本的には中学生によるごまかしを多用することでレベル3までゲームを繋ぐので万が一にもこの連動をしくじるとその後のゲームメイクが完全に崩壊します。

赤色が最も強い色なので連動効果がもう少しマシなら使いたかったです。

 

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古典的な罠。

「緊急脱出」の優先度はレベル3が最も高く、サブで採用するのをレベル1か2で選択するのですが、レベル1連動が門に決まった時点で青色の優先度が上がったためレベル1ののものにしました。


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早出しヒール。

復帰テキスト以外の全てが弱く、早出しヒールという一点だけで採用するには使っていてあまりにもストレスフルだったので全部抜きました。

ミラーにおける遊真のメタになると思いきや、普通に思い出送りを食らって復帰不可能になるので意味もありません。

 

 

◆まとめ

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いかがだったでしょうか。

 

まあはっきり言って、令和も4年目に入ろうというこの時期にわざわざ使うほどのタイトルではないと思います。

レベル0の強みもシステム面というよりは質の高いアタッカーが多いという一昔前の強さで、むしろ足回りについては他のタイトルに比べて明らかに不器用な点が目立ちます。

ただ、こうしたレベル0から駆け抜けていくような構築は自分がかつて好んで使っていたコンセプトなので、たまにはこういう2018年ヴァイスシュヴァルツをするのもアリではないでしょうか。

少なくともあの頃よりカードのテキストは強いですからね。

 

それでは今回はこの辺で。

次回の更新は未定ですが、またなんか書きたくなったら戻ってきます。

 

 

◆最後に

スタイリッシュでとてもカッコイイのでジョジョ知らない人も見てください。

ネトフリに加入してないので来年の本放送が楽しみです。