冴えないモブの芝き方

全人類の脳がヴァイスシュヴァルツに染まりますように。

【新弾レビュー】デート・ア・ライブ Vol.2

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全国の折紙ファンの人は涙を拭いてほしい。

 

どうもお久しぶりです、HImagineです。

さて皆さんはヴァイスシュヴァルツ、やっていますでしょうか。自分はもうなんか全くと言っていいほどやってません。

理由は明白で、ヴァイスシュヴァルツより面白いゲームが他にあるからなんですよね。みんなもデュエルマスターズ、やろう!

 

ただそんなモチベーション皆無の人間にも嬉しいことはあるらしく、今回デート・ア・ライブの追加パックが出ることになりました。

エクストラブースターでもオカ研をはじめ粒ぞろいなカードはありましたが、それでも既存に比べて明らかにカードパワー調整されている様子でした。

しかし今回は通常弾、しかもデッキ構築の幅を大きく広げるようなカードが多く追加されており「追加ブースター」としてはかなり理想的なものになっていると感じました。

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そんなわけで、今回注目しているカードについてピックアップしながら見ていきたいと思います。

記事の最後にはまず触ってみる予定のデッキレシピを2つ載せておきますので、お付き合いいただければ幸いです。

 

それでは──私たちの戦争(デート)を、始めましょう。

 

 

◆レベル0

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メイドラゴンで初めて登場した、リバース時にストックを使わずアドを取れるカード。

自分のテキストで落としたキャラは確定で拾えるので、ルコアのように1点食らっただけのドMになるリスクはかなり下がりました。

黄色のレベル0はオカ研と集中以外にあまり汎用的な札がなかったので、色的にも嬉しい追加です。

 

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3ルック集中にマーカー圧縮がついたカード。

マイリトルシドーやリアライザなど、強力なイベントを有するこのタイトルとは噛み合ったテキストで、特に新規のマイリトルシドーとリアライザは同色なので強いシナジーがあります。

マーカーを噛むテキストも、山を回す過程で不要なカードをしまえるので強い山を作るのに寄与します。終盤に1ストックを捻出することで詰めのコストを用意したりリアライザを打つコストを残したりできるので、かなり器用なカードと言えるでしょう。

 

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天城互換。

最近ではあまり見ないような気がしてましたがしれっと追加されていました。

電源デッキはもちろん、宝中心のデッキでストックを積める「追憶の中で 蒼」と組み合わせたり後述する扉連動とも相性が良いと思います。

 

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中学生。

こっちは天城と逆で、割と軽率に刷られるようになってきた印象ですね。

相性がいい1連動は、返しが低い琴里や白の女王です。特に後者は色が合い、かつ連動効果でこのカード自身のパワーを上げられるので相互補完ができます。

 

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アルミンもしくはルーデウス

元々デアラのレベル0はアタッカーに乏しく、特に赤については両断とフカ次郎くらいしかマトモに殴れるキャラがいなかったので大きな追加と言えます。

選択肢が多いタイトルなので脳死で4枚採用、とはならないでしょうがかなり有力なカードです。

 

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リトルパラッポ。

アイコンが扉なのがかなり強く、自身のテキストでCXを引きにいきやすいのも高評価。既存で「人間との対峙 十香」があるのでドローカードを多めに構築できます。

釣り出すカードの選択肢があまり豊富ではなく、プールとの噛み合いは良くないかもしれませんが使ってみたいカードですね。

 

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1連動絶対集めるマン。

アタック時効果なのでリフレッシュ前に噛んだCXを吐くとかはできませんが、序盤で使うのであればアタック時に噛んだCXを即座に吐けるため非常に強力です。

元々オカ研以外では山に触ることがあまり得意でなく、特定のキャラを持ってくる力に乏しかったタイトルなので的確な追加カードですね。

 

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なんかすごいことが書いてあるカード。

1コスト2レストで確実に1アドを取ることができ、1枚のカードが山を8枚削れる姿は五等分の「微睡の中 中野一花」を彷彿とさせます。

就職先としてはやはり控えを肥やすことにメリットがある8電源でしょうか。パッと強い使い方が思いつきませんが、書いてあることはかなりバグってるので誰かが化けさせてくれる気がします。

 

◆レベル1

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風連動。

連動効果は単なる修羅場に過ぎず、対応アイコンの弱さまで考慮すると連動としての質はかなり低いですがそれ以外のテキストが異次元です。

単体で1/1/7500に手を出せる上にアタック時のトップチェックは風アイコンと連動効果の両方と噛み合っています。連動以外のテキストが強いことで後半も活躍の余地があるのはとてもバリューが高いです。

 

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本体は1番上のテキスト。

電源で適当に湧かせてやるだけでリアライザを2コストで打てるようになるので、リアライザの連発や打った後の強い動きに繋げることができます。

比例応援なので「“最悪の精霊”狂三」のパワーもしっかりと補助できる良いカードです。

 

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上から下までカラd……テキストが全部強い。

特徴パンプは「大切な約束 十香」の連動効果と合わせればパワー7000を生み出す他、3連動のパワー補助もできるため最初から最後まで盤面で仕事します。

さらに大本命と言える本トリガー時の効果は本というアイコンの不安定性を一気に解消でき、8本というコンセプトを1枚で成立させました。

あとなぜかパワー2500なのでジェニスタの連動でギリギリ焼けませんダリフラメタやめろや。

 

◆レベル2

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早出しする早出しメタって何?

盤面条件があるため普通に2回使おうとすると1面圧殺してしまうことになりますが、ツチノコや4ルック、木漏れ日互換などを併用すると盤面のロスなく効果を使えます。特にツチノコは1連動が修羅場であることもありかなり相性のいいカードですね。

相殺効果にバリューを持たせるためにも後上がりで使うことを意識した方が強いかもしれません。

 

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宮下愛。

このツイートで言いたいことを全部書いてます。

 

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黄色の存在意義を潰してるカード。

選べる効果全てが強く、何も言うことがありません。リアライザとも同色なので敢えて他のマイリトルシドーを使う理由が特に無くなったように感じます。

 

 

◆レベル3

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狂三もそうだけどメイドラは泣いていい。

デアラというタイトルは今まで早出しヒールが2種しかなく、しかも片方はアラーム早出しという専用デッキでなければ運用の難しい物だったためデッキ構築の幅がかなり広がりました。

しかも追加で手札を捨てればバーンしながらヒールできるということでハチャメチャに強いです。双子のどちらも選べないという欲張りで優柔不断なオタクくんにピッタリの効果だと思います。

ちなみにぼくは断然夕弦です

 

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天馬司とはなんだったのか。

ヒール、枝連動、チノココと4点バーンの選択と弱い点がひとつもありません。

こういうシンプルに強いカードって、シンプルに強いが故に紹介しない訳にもいかないけど紹介することがないジレンマに陥るんですよね。

 

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二人でひとりらしいのでまとめて紹介。

先述した真宵さんから早出しできる2枚です。おそらく注目度という点では新弾でも随一ではないでしょうか。

耶倶矢の方はヒールと、風連動でモカ効果にツインドライブを獲得。本来噛み合いの悪いこの2種の効果ですが、風を捲ることで夕弦とのとんでもないシナジーを発揮します。

一方の夕弦は2000応援と登場時のストブ、そして風の効果によるバウンス先をデッキトップへと変更します。これが耶倶矢の連動と悪魔的な相性を発揮しており、後列にこれが2面並べば風1枚で2面除去が可能です。

風トリガーの最大の弱みであった「対面によって価値が変わってしまう」という点を一気に解消しており、対面視点ではかなりやりづらいカードだという印象です。強い弱いの話よりも、まず実際に使ってみたいですね。

 

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純粋なcipバウンスはこれが初出なので環境によっては採用することになりそうです。

余談ですが、このタイトルの美智留バーンはこれで4種類目になります。

 

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個人的に1番激アツなカード。

というのも、このカードは前回の追加カードである「“〈刻々帝〉”狂三」を強力にサポートしてくれるからです。

クロックにあるカードのレベルがバラけていればいるほど強力になる連動効果を持ちますが、自身はクロックを操作できないためサポートが必須でした。

しかしこのカードは実質ノーコストで登場しながら「任意のカードをクロックに埋める」「ドローによってCXを探す」という2つの役割を果たしてくれるのでとても噛み合っているカードとなっています。

また行きのパワーが非常に高いため、このカードに連動効果を集約することで思い出拳による妨害を乗り越えやすくなる点も魅力的です。

 

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世界最強絶対的ヒロイン。

リバース要求があるとはいえ、手札1枚で3点と相手のトップチェックという破格のコスパを誇る詰め連動です。

効果の性質上、多面連動が前提になるためリバースの的を残すようにプレイする必要があるなど、見た目ほど簡単に使えるカードではないと思いますがそれでも詰め能力はかなりの高いです。

またストックを使わない詰めなので返しにリアライザを構えることも可能で、万が一詰めきれなかった際のアフターケアもできるのがイチオシポイント。

3点を刻む連動なので、早出し八舞姉妹や緑マイリトルシドーなどで1点を先に与えておくのは使う際に頭に入れておくと良いかもしれません。

 

 

◆デッキレシピ

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前弾の狂三を使った8枝。

入れたいものを入れきった結果、枠がギチギチになってしまいましたがとりあえず雛形はこんなもんで行こうかなという感じです。

緑マイリトルシドーの使い勝手を試す意味でもまずはこれから使ってみます。

 

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こちらは8本。

友人の友人が作ったものをほぼ丸パクリしています。

「誘惑する十香」は強力ですがストックを使うので、使う場面の取捨選択が重要になるのではないでしょうか。

 

 

◆まとめ

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とにかく追加の質が高くて嬉しかったです。

記事の尺の都合で紹介できなかったカードはいくつもあるんですが、まだ語り足りないと思える程度には粒ぞろいのカードが多いブースターだと思います。

ここに載せた以外にも「こういうデッキ組みたいな〜」と思えるデッキが多くあり、これから構築するのが非常に楽しみですね!

で、この調子でkey(というかサマポケ)の追加も期待していいんですよね?

 

それでは今回はこの辺で。

なんか面白いデッキができたらまた記事にしようと思います、ではまた。

 

 

◆最後に

ぼくは紳士なので関係ないんですが、全体的にカードイラストの露出度が上がってるのでオタクの皆さんは気をつけてください。