あけましておめでとうございます。
新しい年を迎えましたが、自分の生活にさしたる変化はなく、ブログ更新もちまちま続けていく予定ですので本年もよろしくお願いします。
2020年一発目の記事はバンドリの紹介です。
発売自体は数日前から始まっていますが、公式の発売日は今日なのでこのブログもそれに則りました。
収録されているカードのほとんどは各バンドごとのサポートばかりで、汎用性のあるカードはほとんどありませんが、バンド単構築を持っている人にはかなり影響のあるブースターになっています。
かく言う自分もロゼリアとパスパレを組んでいるので、単純に追加は嬉しいです。
とはいえ一部、ネオス環境への影響がありそうなカードも含まれており、バンドリというタイトルへの警戒は依然必要でしょう。
今回は各バンドごとにカードを紹介していきます。
最後には各バンドのデッキレシピも掲載しておりますので、よろしければ最後までお読みください。
※発売直後の個人の感想です。
◆Poppin’Party
ジョー互換。
条件の都合上、後半になると使いづらくなりますが先攻なら無問題ですね。
バンド単なら文句なく入れられるスペックです。
常時6000の門対応。
このブログでお馴染みの「いつも見ていた夢鴎」の亜種といった感じですね。
手札を増やしつつトップ確定までできるので、単純なスペックで言えばあちらより上と言えますが、行きのパワーは7000止まりです。
使いやすい門連動であり、同バンドでは「可愛いともだち市ヶ谷有咲」を8門構築で使えるようになりますね。
電源連動の詰め……に見せかけた何か。
登場時効果がない代わりに、行きのパワーが単体で13000まで出ます。
わかりづらいテキストですが、対応CXがなくても1点バーンだけは飛ばせます。
連動テキストはさらにコストがかさみますが、自身のパワーが高いこともありリバースを取るのは容易そうです。
久々に見た任意の3落下。
条件はやや厳しいですが、タンバリン連動の補助が行えます。
相殺多面ができなくてもFEVERを決めやすくなるのは強みですが、ネームの確保は上手く調整しましょう。
発売前から騒がれているカード。
「蔵の中にあったもの」と「がんばれパン」を任意のタイミングで入れ替えられるのは非常に強力ですね。
ネオスでもバンドリーグでも、今後見ることは多くなるでしょう。
個人的に注目しているカード。
これを多面するだけでレベル0はほぼ割られなくなるので、デッキの枠を節約できるのではないかと考えています。
「私のブシドー!」に謝れ。
◆Aftergrow
待望のアフグロ単レスト集中。
クロックがない場合に宝を噛んでも、上のテキストなら腐らないので8宝構築はかなり楽になったと思います。
実際に8宝構築をするかどうかはわかりません。
宝対応。
状況に応じてストブと修羅場を選べるのは強く、前者はリバースが要らないのが強みですが、宝噛みを考えるとストックが不透明になりそうで怖いですね。
アラームでトップ確認とレストパンプ。
パンプ値が非常に高く、既存の2レスト集中が抜けるであろう現在では、後列として十分に活躍の価値があるでしょう。
アラーム効果もアタック順の決定や、初噛みを防げる点で有用です。
ノーコストのガッツンダーみたいなやつ。
アラームでもパンプできるので、上のカードなども使えば何でも踏めますね。
3000拳とアラームで1コストバウンス。
とりあえず抱えておくだけで電源相手に圧をかけられるので、相当嫌なカードですね。
条件がアフグロ4面を指定しているのが唯一の救いです。
コスト軽すぎやしませんか?
「えいえいおー!」とは。
◆Pastel✱Pallets
強そうな扉対応。
しかし既存のカードに「アイドルとは大和麻弥」というカードも存在するため、あちらより優先できるかは疑問ですね。
バンドリーグではバウンスがいとも簡単に飛んでくるようになるため、そういう意味ではこちらの方が強いかもしれません。
ちなみにパスパレの扉は、無対応のものを含めるとこれで6枚目です。
リバース時控えオカ研のようなもの。
控えから任意の色をクロックに置けるため、使いどころはそこそこありそうです。
アタック時のパンプはレベル0の弱いパスパレではありがたいですね。
推しなんですけど、どうやって使うのか本当にわからなくて泣いてます。
◆Roselia
リバース時3ルック。
相変わらずこのバンドはレベル0が強いですね。
枠があるかは迷いどころですが、後述のレベル3のためにトップチェックは採用したいので、いずれにせよ入れざるを得ないと思います。
門対応の朧互換。
アタック時のストブについては、前述のモカと同様ですが、まず使うことはないでしょう。
手札に帰る効果は「鳥籠の歌姫湊友希那」のコストを捻出しつつ、確実にリバースのための盤面を残せるため相性がいいですね。
このバンドには「クリスタルソング湊友希那」という強い連動もいるため手放しで採用とまでは言えませんが、門アイコンを参照する効果も増えたので使ってみてから評価したいところです。
かなり強い。
経験達成とアタック時効果を合わせると、3パン目に9000まで出せますね。
他のキャラのアタック中に噛んで回収した門をそのままドローに変換できるので、上下のテキストがとても噛み合っています。
8門構築であれば数枚採用したいです。
バウンスつきの早出し。
バウンス出来なければかなり弱いので、「揺るぎない音楽湊友希那」は必須です。
「鳥籠の歌姫湊友希那」を絶対に通すぞというカード。
門を2枚抱えておく必要がありますが、美夏拳以外では「鳥籠の歌姫湊友希那」を防げなくなりますね。
このカードがなかったら8門である必要はないよなと考えていましたが、こいつのせいで完全に事情が変わりました。
◆ハロー、ハッピーワールド!
セット運用が基本なのでまとめて紹介。
手札コストこそかさみますが、確実に連パンをすることができる強力な詰めです。
チョイスアイコンの使い方は試してみないと分からない部分は多いですが、構築時点である程度ドラに寄せればほぼ扉として運用できるのではないでしょうか。
詰めきれずとも「笑顔の音楽奥沢美咲」は入れ替わり効果で盤面維持が可能なのも強いですね。
すごく強い早出しヒール。
今までのハロハピのヒールをバカにしているとしか思えませんね。
無限に投げられるカードはすごく好きです。
めちゃくちゃ強い特殊相殺。
手札に戻るかは運次第ですが、チョイスを採用するならドラを増やすのは必然なので期待値はそれなりに高くなりますね。
使われたらとんでもなくストレスが溜まりそうです。
ポピパの電源とパスパレの面取りを全否定するカード。
説明しなくても強さは理解できますよね。
インフレの象徴みたいなカードです。
ゴブスレの移動松明。
サーチもついているので腐りませんね。
これを回収できる連動もありますが、使わなくても存在だけで相手に圧がかかります。
◆RAISE A SUIREN
控えオカ研。
このブースターで数少ない汎用サポートの1つです。
恐ろしく強い早出し。
加速だけで2枚も山からカードを抜けるのは強すぎませんかね。
ラブライブで見たようなテキスト。
単純に1アドを取れるので雑に強い。
銀銃互換にいつものハルヒ効果がついたもの。
やはり雑に強い。
足立互換。
加速を使えば実質0コストで出せるので、バンドリーグ以外でも見ることは増えそうです。
にこ拳。
電源に対する殺意がここまで高いブースターは今までなかったと思います。
◆デッキレシピ
8門ポピパ。
ソウル減で耐えるのが基本です。
能動的に勝ちに行けるカードが少ないので、これをやるだけなら別のバンドと混ぜた方がいいかなとも思いました。
せっかくなので8宝。
やはりモカは最強ですね。
8門。
レベル2以上は全て湊友希那とかいうすごいデッキになりました。
炎チョイス。
「笑顔の音楽弦巻こころ」で炎とレベル3を仕込み、武蔵で炎を捲ると強いんじゃないでしょうか。
ドラをもっと増やしたいのですが、実用に耐えうるカードが少なくこの程度に落ち着きました。
8宝。
本連動も強いとは思いましたが、TDのカードもそれなりに優秀なのでまずはこの形に。
◆まとめ
長くなりすぎました。
本来であればもっと紹介したいカードがある中で、頑張って絞った結果がこれなので許してください。
全体として見るとRASのカードパワーが飛び抜けて高い印象がありますね。
加速ギミックの弱みはCXが落ちる事故だけなので、そこを一切気にしなくていい控えからの加速は非常に強いなと感じています。
また転スラに続き、バウンスやレベル1での早出しに対するメタなど、電源に対する過剰なまでの殺意も感じられます。
特に「エンジンオン!奥沢美咲」はバンドリーグ環境における面取り戦略を完全に破壊するので、これからの環境が楽しみでもあり同時につらくもあります。
しかしながら、少しこのブースターには不満もあります。
この記事でパスパレのレシピがないのは、追加があっても既存のデッキとの差別点を何一つ見つけられなかったからです。
ミルキィのようなレベル置場入れ替えのギミックが実装されましたが、自分には本当に使い道がわかりませんでした。
アフグロやロゼリアといったデッキも、結局は「受け止めたい思い青葉モカ」や「鳥籠の歌姫湊友希那」といった既存カードに頼ることになっており、このブースターが追加として適切なのかやや疑問があります。
自分のようなモブが何言っても影響力はありませんけどね。
とりあえず、自分もカートンを買った友人からカードをもらったら、ロゼリアを試してみるつもりです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
◆最後に
こんなに可愛い子がいるバンドが弱いなんて信じられます???